第5回 女子世界学生ハンドボール選手権大会日本戦戦評
2002年7月2日(火)
開始早々橋本(シャトレーゼ)のサイドシュートで出足良くスタート。森本(筑波大)、早船(シャトレーゼ)などで得点し日本ペースで展開
されたが、15分過ぎにセット攻撃でパスミスを連発、そこをチェコに衝かれて逆速攻を受け連続失点、その後、立て直して21分には
10-12まで追い上げた。しかし、25分過ぎに再度ミスが出て5点差をつけられ前半終了。
後半、5点差を追っ手のスタートはイーブンであったが、15分過ぎてからチェコの積極的なディフェンスにセットでのパスのリズムを乱され
連続失点。その後、22分過ぎから、森本、早船のミドル、橋本の速攻、再度シュートなどで追い上げ、26分には25-26の1点差まで
追い上げたものの、その後またセット攻撃のリズムを崩し、そこを衝かれて3連続得点されて逃げ切られた。
森本=11、橋本=6、早船=3、高橋=3、原田=1、千葉=1、谷口=1
2002年7月1日(月)
立ち上がり、早いパスワーク、速攻などスピーディな展開を仕掛け、主導権を握って、橋本(シャトレーゼ)の連続速攻、早船(同)、
森本(筑波大)、上町(国士舘)のミドルなどでコンスタントに加点。メキシコもスピーディな動きで対抗してきたが、個人技に勝る日本が
18-10で折り返した。後半にはいって、ディフェンス陣の冨田(オムロン)、武井(国士舘)など攻守にわたる活躍や速攻などで順調に
加点し、メキシコを7点に抑えてトータル36-17で大勝した。
橋本=9,早船=4、上町=4、森本=4、原田=3,高橋=3,谷口=3,冨田=2,千葉=2,武井=1,太田=1
2002年6月30日(日)
ルーマニアの高いディフェンスにどう対応するかがポイントであったが、高い壁を破れず、立ち上がりから苦戦を強いられた。
15分過ぎからクイックやステップシュートを多用し加点、その後は日本のペースとなったものの、立ち上がりの失点が重く、
前半を6点のアヘッドで折り返した。
後半に入り、ディフェンス陣の頑張りもあり、何とか失点を最小限に抑えながら、15分過ぎから速攻展開となり、ゲームの流れ
を引き寄せ追い上げたが、前半の失点が大きく敗れた。
橋本=4、高橋=4,谷口=3、原田=2、千葉=2、他
2002年6月29日(土)
2002年6月28日(金)
立ち上がり、2:4ディフェンスを採用し、前2名が相手ボールに絡みパスカット狙いが成功して、相手の攻撃ペースを狂わせた。
前半15分で15-3という展開になり楽に勝負を決めた。後半もコンスタントに得点を重ねて、53対13と大勝した。
2002年6月27日(木)
前半立ち上がり橋本のサイドからの連続得点で攻撃のリズムをつくり、試合の流れをつかんだ。
防御は前後半を通して、積極的な守備を展開し、相手の攻撃を切ることができた。
後半森本のミドルシュートで攻撃のリズムをつかみ、流れを切られることはなかった。