高松宮記念杯男子第52回・女子第45回
平成21年度全日本学生ハンドボール選手権大会

結果     男子勝ち上がり表   女子結果    女子勝ち上がり表

最終成績

男 子   女 子
優 勝 日本体育大学 4年連続20回目の優勝     優 勝 東京女子体育大学 8年ぶり16回目の優勝
準優勝  筑波大学 準優勝  大阪教育大学
3 位 東海大学 3 位 大阪体育大学
日本大学 筑波大学
*男女とも優勝・準優勝チームは全日本学連推薦により全日本総合選手権大会<男子の部>及び全日本総合選手権大会<女子の部>の出場権を獲得。
*男子の3位両チームは日本協会推薦により全日本総合選手大会<男子の部>の出場権を獲得。
*女子の優勝チームと対戦した3位大阪体育大学は、日本協会推薦により全日本総合選手大会<女子の部>の出場権を獲得。
優秀選手賞(男子)     優秀選手賞(女子)
  CP 石川 出   日体大   CP 稲葉 由衣   東女体
GK 甲斐 昭人 日体大 GK 飛弾 由加里 東女体
CP 信太 弘樹 日体大 CP 張 素姫 東女体
CP 小室 大地 日体大 CP 石田 千帆 大教大
CP 樋口 睦 筑波大 GK 石原 直美 大教大
CP 木切倉 真一 筑波大 CP 後藤 千渡世 大体大
CP 久保 侑生 筑波大 CP 石野 実加子 筑波大
特別賞 特別賞
CP 根本 恭兵 東海大 CP 早川 志歩 東女体
GK 大畑 俊輔 日本大 CP 若泉 春香 大教大
優秀監督賞 優秀監督賞
  松井 幸嗣 日体大   八尾 泰寬 東女体

男子

最終日:11月11日(水)決勝

  日本体大 29 (13-10, 16-15) 25 筑波大学     日本体育大学は、4年連続20回目の優勝  概評
  (関東)                 (関東)

4日目:11月10日(火)準決勝

  日本体大 34 (16-11, 18-11) 22 東海大学      概評
  (関東)                 (関東)
  筑波大学 36 (18-11, 18-11) 22 日本大学      概評
  (関東)                 (関東)

3日目:11月9日(月)3回戦

  日本体大 38 (18- 8, 20-13) 21 関西学院
  (関東)                  (関西)
  東海大学 30 (14-16, 16-12) 28 中京大学
  (関東)                  (東海)
  筑波大学 32 (13- 9, 19-13) 22 中央大学
  (関東)                  (関東)
  日本大学 27 (13-10, 14-14) 24 大阪体大
  (関東)                  (関西)

2日目:11月8日(日) 2回戦

  日本体大 32 (15-12, 17- 9) 21 明治大学
  (関東)                   (関東)
  関西学院 30 (19-13, 11-16) 29 東北福祉
  (関西)                   (東北)
  東海大学 37 (17-10, 20-16) 26 高松大学
  (関東)                   (中四国)
  中京大学 31 (14-10, 17- 8) 18 中部大学
  (東海)                   (東海)
  筑波大学 39 (19- 7, 20-10) 17 福岡教大
  (関東)                   (九州)
  中央大学 21 ( 9-10, 12-10) 20 国士舘大
  (関東)                   (関東)
  日本大学 31 (15-15, 16-13) 28 法政大学
  (関東)                   (関東)
  大阪体大 35 (16-12, 13-17) 33 早稲田大
  (関西)     (3-2 延長 3-2)    (関東)

1日目:11月7日(土) 1回戦

  日本体大 40 (20-15, 20-10) 25 大同大学
  (関東)                  (東海)
  明治大学 30 (13-12, 17-15) 27 同志社大
  (関東)                  (関西)
  東北福祉 24 ( 7-11, 17-12) 23 福岡大学
  (東北)                  (九州)
  関西学院 33 (16-12, 17-15) 27 函館大学
  (関西)                  (北海道)
  東海大学 37 (20-13, 17-16) 29 京都産大
  (関東)                  (関西)
  高松大学 39 (14-11, 25-15) 26 信州大学
  (中四国)                (北信越)
  中部大学 36 (18- 8, 18-15) 23 大東文化
  (東海)                  (関東)
  中京大学 27 (19- 8, 8-14) 22 関東学院
  (東海)                  (関東)
  筑波大学 27 (13-11, 14-15) 26 桃山学院
  (関東)                  (関西)
  福岡教大 33 (15- 9, 18-12) 21 金沢大学
  (九州)                  (北信越)
  中央大学 29 (13-13, 16- 9) 22 名城大学
  (関東)                  (東海)
  国士舘大 32 (18- 8, 14-13) 21 大阪経大
  (関東)                  (関西)
  日本大学 31 (19- 9, 12-12) 21 福岡国際
  (関東)                  (九州)
  法政大学 32 (18-18, 14-13) 31 愛知大学
  (関東)                  (東海)
  早稲田大 21 (11- 8, 10- 9) 17 関西大学
  (関東)                  (関西)
  大阪体大 33 (12- 9, 21-10) 19 東北学院
  (関西)                  (東北)

女子

最終日:11月11日(水)決勝

  東女体大 26 (13-11, 13- 7) 18 大阪教大    東京女子体育大学は、8年ぶり16回目の優勝    概評
  (関東)                  (関西)

4日目:11月10日(火)準決勝

  東女体大 30 (15-14, 15-13) 27 大阪体大      概評
  (関東)                  (関西)
  大阪教大 25 ( 8-11, 12- 9) 22 筑波大学       概評
  (関西)     (3-1 延長 2-1)    (関東)

3日目:11月9日(月)3回戦

  東女体大 33 (16- 6, 17- 6) 12 関西大学
  (関東)                  (関西)
  大阪体大 28 (11-12, 17-11) 23 日本体大
  (関西)                  (関東)
  筑波大学 25 (18-12, 7-11) 23 武庫川女
  (関東)                  (関西)
  大阪教大 36 (16-10, 20-11) 21 東海大学
  (関西)                  (関東)
  

2日目:11月8日(日) 2回戦

  東女体大 35 (17- 7, 18- 9) 16 国士舘大
  (関東)                   (関東)
  関西大学 16 ( 8- 7, 8- 5) 12 福岡大学
  (関西)                   (九州)
  日本体大 28 (15-11, 13-14) 25 福岡教大
  (関東)                   (九州)
  大阪体大 34 (16- 9, 18-10) 19 早稲田大
  (関西)                   (関東)
  筑波大学 39 (19- 8, 20- 9) 17 富士大学
  (関東)                   (東北)
  武庫川女 33 (13-13, 20-12) 25 日女体大
  (関西)                   (関東)
  東海大学 25 (14- 6, 11-17) 23 茨城大学
  (関東)                   (関東)
  大阪教大 37 (19- 8, 18- 4) 12 立命館大
  (関西)                   (関西) 

1日目:11月7日(土) 1回戦

  国士舘大 30 (19- 4, 11- 9) 13 名古屋文
  (関東)                  (東海)
  関西大学 30 (12- 7, 18-12) 19 富山国際
  (関西)                  (北信越)
  福岡教大 36 (13-12, 23-10) 22 東北福祉
  (九州)                  (東北)
  早稲田大 33 (14- 9, 19- 7) 16 愛媛女短
  (関東)                  (中四国)
  富士大学 24 ( 9-13, 15-10) 23 中京大学
  (東北)                  (東海)
  日女体大 26 (12- 9, 14-13) 22 環太平洋
  (関東)                  (中四国)
  茨城大学 25 (14- 6, 11- 4) 10 沖縄国際
  (関東)                  (九州)
  立命館大 41 (19- 7, 22- 6) 13 北星学園
  (関西)                  (北海道)

戦評

男子

決勝(11月11日)

日本体大 29 (13-10, 16-15) 25 筑波大学
(関東)                 (関東)
 筑波大の先制点で始まった前半。序盤で3点連続シュートで勢いをつける筑波大だったが、日体大の逆襲が始まった。3点の差を筑波大も離さず、お互い一歩も引かないまま前半は終了した。
 後半は、日体大の先制点で始まり、筑波大との点差を離しにかかった。筑波大もスカイプレー見せるなど迫力のあるプレーを展開したが、点差を縮めることができない。その後、日体大の豪快なシュートが炸裂し、日体大が4連覇(通算20回)をはたした。

準決勝(11月10日)

日本体大 34 (16-11, 18-11) 22 東海大
(関東)                 (関東)
 前半から日体大の得意とするスピードハンドボールが展開された。日体12番(GK):甲斐が東海大の シュートを防ぎ、CPが速攻で得点へとつなげる一方的な試合になるかと思われた。しかし、後半20分過ぎ、1番(GK):瀬尾に替わって入った東海12番 (GK):太利がナイスセーブを見せ、追い上げの流れを引き寄せた。やや日体有利。
 後半も終始日体大ペース。東海大は日体大のDF、そしてGKを攻略することができずにいた。日体大は8番:志田の鋭いロングシュートを始め、選手全員で走りきり勝利を収めた。明日はインカレ4連覇に向けた大一番。日体大は歴史的な成果を残せることができるか、注目したい。

準決勝(11月10日)

筑波大学 36 (18-11, 18-11) 22 日本大学
(関東)                 (関東)
 前半15分、筑波大はDFが少しずつ機能し日本大のミスを着実と得点しリードした。
 筑波大のDFに日大は攻め手が無くなりミスが続き、速攻で点を重ねた。日大もセットプレーで得点するが点差を詰めることができなかった。

女子

決勝(11月11日)

東女体大 26 (13-11, 13- 7) 18 大阪教大
(関東)                  (関西)
 先制点は大教大3番増田選手が決める。大教大のミスを、東女体が速攻に繋げ、得点を重ねていった。しかし終盤、大教大は東女体のミスからの速攻で確実に得点し、点差を詰めた。
 後半は東女体が2点リードで迎える。後半戦は東女体の先制点で始まった。始まりは両チーム、キーパーのナイスセーブが目立った。開始10分、大教大が東女体に追いついた。しかし、そこからは、完全に東女体の流れになり、8点差の大差で東女体が勝利を掴んだ。東女体が8年ぶり16回目の優勝を手にした。

準決勝1(11月10日)

東女体大 30 (15-14, 15-13) 27 大阪体大
(関東)                  (関西)
 先制点は大体大。その後、東女体2番稲葉を中心とした攻めで得点を重ね、ペースを握る。しかし、残り10分くらいから大体大のDFが機能し出し、お互い一歩も譲らない状況。
 後半10分過ぎ、東女体が3点差をつけてから試合のペースを握り始める。大体大のミスを確実にモノにし、得点を重ねたことで徐々に差を広げた。一方、大体大も相手選手の退場をきっかけに怒涛の追い上げを見せたが、最終的にミスの少なかった東女体が決勝に駒を進めた。

準決勝2(11月10日)

大阪教大 25 ( 8-11, 12- 9) 22 筑波大学
(関西)     (3-1 延長 2-1)    (関東)
 前半は両チーム共に立ち上がりからプレーが慌しく、筑波大はパスミスが多く、大教大はゴールバーに嫌われるなど、お互いにミスが目立った。だが、セットの攻撃で確実に得点していく筑波大が、一歩リード。試合のペースを保ちつつ後半へ。
 後半が始まり、26分大教大5番乾選手が決め筑波大との差を無くす。ラスト1分に大教大5番乾選手が決め、大教大1点差リードになる。しかし、ラスト3秒に筑波大4番作内が決め延長戦へ。
 延長前半、筑波大のシュートミスから大教大が速攻を仕掛け、2点差をつける。延長後半は、リードしている大教大に余裕が見られ、逆に筑波大の選手に焦り、そして疲れが見られた。大逆転!大教大が筑波大を下し決勝へ。